TE-2 レストア計画その1

SEIKO TE-2
レストア計画をスタートするべく
ベースの台座穴あけ作業
そして、採寸をしてきました。

*TE-2本体は、O崎さんが
既に調整して下さっているので
レストアというより、ドレスアップかな??

O崎さんは、メインは縫製の仕事をしている
筈なのだけど、顔の広さと面倒見の良さで
職人さんのが工場を閉めるよ、という時の
機材や工具を引き受けたりしているので
いろんなパーツを持っている。

今回の、このTE-2も
ミシン本体とは別の脚、糸かけのパーツを
組み合わせてあります。
電源が入らない状態の時に
使えたら面白いよね?
という感じで
組み立てたらしくて。

なので、ミシンを据えてある板も
そこら辺にあったであろう
もしくは、DIYショップで手に入る
厚めの合板であります。

そういう感じが、むしろ
プロトタイプっぽくて好きなのと
何より、自分の仕事場に似合うと思う。



今回まずは、足踏みとプーリーを
繋ぐ、ベルトが通る穴を綺麗にあける作業。

ジグソーで大まかに、ヤスリで手直し。
穴を開けたことで、強度が落ちるだろうから
次回は金属のバーで板を補強する予定。

そして、糸かけ。
板の上につけると、どうやら
とても使いづらくなりそうなので笑

糸かけは、右に飛び出す形で
取り付けることに。
どうやって付けようかしら???

とりあえず、細かい部分を採寸して
次回また、という事に。

この作業をする少し前に、
O崎さんが、またミシンを
引き取ったよと言っていて
それが、CARDERという
中島ミシンという会社が製造していた
これまたすごいもので、

わーーー見てみたい!!!
と思っていたら、既に他の方の元へと
旅立っておりました。

というか、ミシンを回収して戻る途中に
立ち寄った先で、たまたまCARDER回収の
話をしたら速攻、是非、すぐ欲しいとの事で
そのまま置いて来たらしい。

実は他にも、
迷っていた人たちがいて
後から連絡をいただいたんだよね〜。
との事で、、、

こういう感じで、次のオーナーが
決まっちゃうから、滅多に
マーケットに出ないんだろうなあ。

昭和の銘品、CARDERのミシンが
幻と言われる所以なのでしょう。



SEIKO TE-2の合板の台座には
タイルを貼ろうかと思っています。
美濃焼のモザイクタイルとか、
銭湯ぽくて素敵になりそうだな、

と、ここ数日は
頭の中で思い浮かべては
手で形を作っているので、

テルミン奏者みたくなっております。

ああ楽しみ^^!!!

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