TE-2 レストア計画その4

時間のある時に、少しずつ組み立てておりおりました、TE-2

ついに、縫える様になりました!!!

後ろの、糸立て部分。
最初は、右横に飛び出す形で取り付けようかな?
と思っていたのだけど、
結局、台の後ろに穴を開けて通す事に。

なので、一回付けたタイルを壊すのは
申し訳ない、、と思いつつ
タイルを一個叩いて割るという作業。
(さすが焼き物、ちょっと叩いても割れないのね。結構大変でした、、)

ミシン本体と、台の隙間に緩衝材を入れたり
糸巻きを設置したり、
油受け(上画像の、丸いお盆)を仕込んだり。

油受、SEIKOのロゴマークが入っていて
何気に可愛い^^

さあ、多分これで大丈夫!
と思い、さっそく上糸をかけ
下糸を入れようと、ボビンを探したのですが、、

ボビンケースが無いー!!!

と、10分ほど探してから
思い出しました。

TE-2には、もともとボビンケースが無いんだよ。
なんと、本体の構造に組み込まれているのです。

ここら辺は、今のミシンと大いに違う箇所ですね^^
下糸の入れ方も独特というか、結構コツがいるというか。
進化の過程が見られて、私的にはとても楽しい。

これで、一応縫えるまでになりました^^
さっそく、試してみる。

足踏みなので加減が難しく、
踏むタイミングがずれて裏拍?に入ると、
後ろに進んでしまう苦笑

慣れるまで、しばらく練習だな。

TE-2 レストア計画その3

おおお?
お財福の改善をしていたり、
親知らず抜いたり、ワクチン打ったりしていたら
あっという間に、時間が経ってしまいました、、

少し前の事ですが、、、レストアをしているSEIKO TE-2は
先月末に無事、自宅の仕事場にやってきました。

上の画像は、O崎さんの所から車で運んでいる所。
すでに、愛着度マックスなので
こういう風に、横たわっている姿も愛しく感じます^^

台座のタイルが乾いたので、
あとは家で時間があるときに
ちょこちょこと仕上げていこうかな
といった目論見。

自宅の、作業場に設置。
スナさんのくつろぎスペースが、
やや狭くなるのだけど
堪忍してくださいな^^

設置完了。

組み立てて気づいたのですが、
ベルト(オレンジ部分)を、
プーリーの小さい円周部分に
つけた状態で、
台座の穴をカットしたので

プーリーの大きい円周部分に付けると
ベルトがぶつかる。

という事に気付き、、、
ここだけけ、タイルを少し壊して
修正しました。

糸立てや、下糸巻きパーツは、
錆がすごいので
塗装し直しています。

兼ねてから使ってみたかった、
鉄風ペイント!

サフェーサーを塗って、乾燥中。

塗装して、取り付けたら
九月中には、
使えるようになるかと思います。

楽しみ〜!!!
(って、毎回言っている気が。。。)

SEIKO TE2 レストア計画その2

昭和に活躍していたミシン
SEIKO TE2に、雰囲気が合いそうだなと
モザイクタイルを貼る事にしました。

縫製のプロであるO崎さんは、
使えれば良いというスタンスで
TE2を組み立てていたらしく、
ここでまさかのタイル!?
とびっくりしておりました。

私も最初は単に、
板に塗装でもしようかな?
と思っていたのですが。

自由な雰囲気で組み上がったミシンを
見ていたら、思いっきり素敵に
仕上げて見たくなったのですよ^^

こんな機会、めったにない!!!

台座の補強にと、まずは裏面に金属のバーを設置。

ベースの板を綺麗にして、接着剤で
タイルを貼っていきます。

人生初の作業!
見よう見まねですが、たたた、楽しい。

大きな四角いパーツは、60年代製の
美濃焼アンティークタイル。

六角のパーツは、裏にネットが付いていて
綺麗に貼れる。すごいなあ。
ところどころ剥がして、
好きな配色にしていきました。

ここで、1日ほど乾燥。

地が固まったら、さらに上から
目地を入れていきます。

目地の色は、グレーにしてみました。
画像は黒いけど、たぶん乾いた段階では
もう少し明るい色になると思う。

目地を入れた後に、濡れ雑巾で
表面を拭いていきます。

銭湯をイメージしていたのですが、
一気にオシャレになってきたおお!

ここで、また乾かします。

次回は、ついに我が家に移動させて
組み立てだー!^^!

糸立てや、細かい箇所が
まだまだあるのだけど、それらは
後からゆっくり仕上げていこう、

とか思いながら、鉄風塗料やらを
モノタロウで物色したりしています^^


そして、『お財福2021』も
いよいよ、ウェブショップにアップしていきます。

本日から、今週にかけて
栗/柏餅/桜餅/おにぎり
と、1点ずつ掲載していきます。

なんとまあ、ゆっくりの動きではありますが、、
どうぞよろしくお願いします!!!

TE-2 レストア計画その1

SEIKO TE-2
レストア計画をスタートするべく
ベースの台座穴あけ作業
そして、採寸をしてきました。

*TE-2本体は、O崎さんが
既に調整して下さっているので
レストアというより、ドレスアップかな??

O崎さんは、メインは縫製の仕事をしている
筈なのだけど、顔の広さと面倒見の良さで
職人さんのが工場を閉めるよ、という時の
機材や工具を引き受けたりしているので
いろんなパーツを持っている。

今回の、このTE-2も
ミシン本体とは別の脚、糸かけのパーツを
組み合わせてあります。
電源が入らない状態の時に
使えたら面白いよね?
という感じで
組み立てたらしくて。

なので、ミシンを据えてある板も
そこら辺にあったであろう
もしくは、DIYショップで手に入る
厚めの合板であります。

そういう感じが、むしろ
プロトタイプっぽくて好きなのと
何より、自分の仕事場に似合うと思う。



今回まずは、足踏みとプーリーを
繋ぐ、ベルトが通る穴を綺麗にあける作業。

ジグソーで大まかに、ヤスリで手直し。
穴を開けたことで、強度が落ちるだろうから
次回は金属のバーで板を補強する予定。

そして、糸かけ。
板の上につけると、どうやら
とても使いづらくなりそうなので笑

糸かけは、右に飛び出す形で
取り付けることに。
どうやって付けようかしら???

とりあえず、細かい部分を採寸して
次回また、という事に。

この作業をする少し前に、
O崎さんが、またミシンを
引き取ったよと言っていて
それが、CARDERという
中島ミシンという会社が製造していた
これまたすごいもので、

わーーー見てみたい!!!
と思っていたら、既に他の方の元へと
旅立っておりました。

というか、ミシンを回収して戻る途中に
立ち寄った先で、たまたまCARDER回収の
話をしたら速攻、是非、すぐ欲しいとの事で
そのまま置いて来たらしい。

実は他にも、
迷っていた人たちがいて
後から連絡をいただいたんだよね〜。
との事で、、、

こういう感じで、次のオーナーが
決まっちゃうから、滅多に
マーケットに出ないんだろうなあ。

昭和の銘品、CARDERのミシンが
幻と言われる所以なのでしょう。



SEIKO TE-2の合板の台座には
タイルを貼ろうかと思っています。
美濃焼のモザイクタイルとか、
銭湯ぽくて素敵になりそうだな、

と、ここ数日は
頭の中で思い浮かべては
手で形を作っているので、

テルミン奏者みたくなっております。

ああ楽しみ^^!!!